育児の基本

赤ちゃんの後追いとは?原因・対策・期間を解説!家事や仕事との両立方法も紹介

赤ちゃんが後追いで泣いて離れない…。

「トイレに行くだけでも大泣き」「ちょっと離れるとすぐ追いかけてくる」など、初めての子育てでは戸惑うことも多いですよね。でも、これは赤ちゃんがしっかり成長している証でもあります!

この記事では、後追いの原因や時期、対策を詳しく解説しながら、仕事や家事をしながらでもできる工夫をご紹介します。

1. 後追いとは?なぜ起こるのか

後追いとは

赤ちゃんが特定の人(主に親)を追いかけ、姿が見えなくなると泣いたり不安になる行動を指します。これは赤ちゃんが親との愛着を形成し、安全な環境を求める本能的な行動です。

後追いが起こる理由

愛着形成の一環:赤ちゃんは特定の人と深い絆を作り、その人の存在を強く求めます。

分離不安:親の姿が見えなくなると、不安になり泣いたり追いかけたりします。

自我の発達:赤ちゃんが「自分」と「親」が別の存在であると認識し始める時期です。

独立心の育成:親のそばにいることで安心しながら、少しずつ自立していきます。

「私が見えないと泣いちゃうのは甘え?」

→ そんなことありません!

赤ちゃんにとって親の存在は「安全基地」

不安を感じたときに近くにいたいのは本能的な行動なんです。

2. 後追いが始まる時期と終わる時期

いつから始まる?

生後6ヶ月頃から:親の姿を目で追うことが増える

8ヶ月頃ピーク:親の後を追いかけたり、姿が見えなくなると泣くことが多くなる

1歳前後:さらに強くなることがある

いつまで続く?

• 一般的には1歳半~2歳頃に落ち着く

• ただし、個人差があり、2歳頃に強くなる子もいる

3. 後追いがひどいときの対策

基本的な対処法

こまめに声をかける:「大丈夫だよ」「すぐ戻るよ」と声で安心させる

短時間の離れを繰り返す:「数秒→1分→5分」と少しずつ慣れさせる

抱っこ紐やおもちゃを活用:抱っこしながら家事をする、好きなおもちゃを持たせる

「いないいないばあ」遊び:親がいなくても戻ってくることを学ばせる

実際のママの声

「トイレに行くたびに泣かれて困っていましたが、ドアを開けて声をかけながら行くようにしたら、少しずつ泣かなくなりました!」(30代・1児のママ)

4. 後追いと発達の関係

発達段階としての後追い

生後7ヶ月~1歳頃に多く見られる

親の存在確認で安心する

他者との関係を学ぶ過程

「安全基地」として親を認識し、自立に向かう大切な時期

「いつまで続くの?」と思うけど、いつか自然に落ち着くもの。焦らず成長を見守りましょう!

5. 仕事や家事をしながら後追い対策をする方法

家事中の後追い対策

料理中:ハイチェアに座らせ、親が見える位置に置く。その都度声をかける

掃除・洗濯:おもちゃやテレビを活用して気を引く

トイレ:ドアを少し開けて声をかけながら行く

仕事をしながらの後追い対策

仕事スペースにベビーサークルを設置し、側で遊ばせる

声かけのコミュニケーション(赤ちゃんが不安にならないように)

短時間で集中する作業スタイルにする(ポモドーロ・テクニック活用)

6. 1人遊びを促すおもちゃの活用法

後追いがひどいときにおすすめのおもちゃ

赤ちゃんが夢中になれる知育玩具

音の出るおもちゃ(メリー、ボール)

お気に入りのぬいぐるみ

親の匂いがついた布やタオル

☑️遊ぶためのコツ

いつも遊んでいるおもちゃを出さず、ママがどうしても手が離せない時にしか出さないおもちゃを出すといいですよ。

子どもは新しい物に興味を持ちやすいので、特別おもちゃとして出してみてください

1人遊びの習慣づけ

• 親が隣で遊びをサポートしながら徐々に距離をとる

遊びに熱中しているときに少し離れます

短時間から始め、少しずつ時間を延ばす

遊びに夢中になっている時にそぉーと子どもの後ろから離れてみるといいですよ

7. まとめ(励ましの言葉)

赤ちゃんの後追いは、「大好きな人がいないと不安」という気持ちの表れ。決して「甘えすぎ」ではなく、しっかり成長している証拠です。毎日大変かもしれませんが、少しずつ慣れさせながら、無理せず対応していきましょう!

「今は大変でも、必ず乗り越えられます!」

「1人で悩まず、周りの助けも借りながら進めていきましょう!」