生まれてから3ヶ月が経ち、赤ちゃんも少しずつ外の世界に慣れ始めてきた頃かもしれませんね。
ママの体も回復し、育児のリズムがつかめてきたのではないでしょうか。毎日頑張っているママ、本当にお疲れさまです!
この記事では、3ヶ月の赤ちゃんがどんな風に成長し、どんな発達の特徴があるのかを詳しくお話しします。また、この時期の赤ちゃんが楽しめる遊びについてもご紹介します。赤ちゃんの成長を知ることで、毎日の育児がもっと楽しく、安心感を持って過ごせるようになりますよ。
3ヶ月の赤ちゃんの成長はどんなもの??
体の発達
- 首が座るようになる
首が座るようになると縦抱きもできるようになります。
抱っこが楽になると、赤ちゃんとの触れ合いの時間ももっと楽しめるようになりますね!
- 手足の動きが活発に: 3ヶ月の赤ちゃんは手足をよく動かし、とても活発になります。
- 手や物を口に入れる: 赤ちゃんは、手やおもちゃを口に入れるようになります。これは、口を使って周囲の物を探索しようとする自然な行動で、感覚の発達にもつながります。
- 3ヶ月の赤ちゃんの平均体重と身長
女の子 | 男の子 | |
身長 | 55cm〜63cm | 56cm〜65cm |
体重 | 4.5kg〜7kg | 4.8kg〜7.7kg |
この時期、赤ちゃんは自分の体を自由に動かすことができるようになっています。筋肉が発達しているという証拠です。
理解力の成長
泣き方や笑い方の変化: 赤ちゃんの泣き方や笑い方に変化が見られるようになります。大人が近くにいると笑顔を見せたり、逆に大人が離れると甘えた声で『もっと見て!』と呼びかけてくるようになることも。これは赤ちゃんが周囲の状況や人の存在を認識し、感情を表現できるようになってきた証拠です。
遊びへの反応: 2ヶ月までは微笑むことが多かった赤ちゃんが、3ヶ月になると大人のくすぐりや「いないいないばあ」のような遊びに対して大笑いすることがあります。これは、赤ちゃんが遊びの意味を理解し、楽しさを感じるようになっているサインです。
判断力の成長
反応の変化: 赤ちゃんは、手や物を口に入れながら声を出すようになります。これは、自分の行動に対する結果を感じ取り、それに反応する能力が発達していることを示しています。例えば、特定の物を口に入れると安心する、というような判断ができるようになってきます。
ミルク、母乳の量と回数
1日のミルクの時間と回数と量
ミルク | 母乳 | |
一回の授乳量 | 180~200ml | ※それぞれ |
時間の間隔 | 3時間~4時間おき | 2時間~3時間おき |
1日の回数 | 5回・6回 | 7回・8回 |
※母乳の出る量や赤ちゃんのペースにより個人差がありますので、無理に合わせる必要はありません。
3ヶ月ごろになると、赤ちゃんがミルクや母乳を飲む量が増えてきます。また、赤ちゃんが満腹になると自分から飲むのをやめるようになります。
この時期、母乳だけを飲んでいた赤ちゃんも、少しずつ授乳のリズムが整ってきます。しかし、赤ちゃんによっては急にミルクや母乳に対する好みが変わることもあります。例えば、母乳だけがいい、哺乳瓶の乳首のサイズが気に入らない、といったことがあります。
赤ちゃんの個々のニーズに応じて、柔軟に対応してあげることが大切です。
一日の睡眠時間
3ヶ月の赤ちゃんは、昼夜のリズムが少しずつ整い始め、次のような睡眠パターンが一般的です。
- 昼間の睡眠: 1日あたり2~3回、合計で3〜5時間程度
- 夜の睡眠: 一度に4〜6時間ほど続けて眠ることが増えてきます
- 1日の合計睡眠時間: おおよそ12〜13時間
この時期は、昼間の短いお昼寝を取りつつ、夜にまとめて眠るようになっていきます。朝は日光を浴び、夜は静かな環境で過ごすことで、さらに生活リズムを整えていくことが大切です。
赤ちゃんの発達をサポート!おすすめの遊び方とおもちゃ紹介
3ヶ月ごろになると、少しの時間1人遊びができるようになります。
また、大人との関わりがあると笑ったり、喜んだりするようになるので、触れ合い遊びもおすすめですよ。
おすすめの触れ合い遊び
・いないいないばあ
顔を手や布で隠して、『いないいない…ばあ!』と声をかけると、赤ちゃんは驚いたり笑ったりします。
この遊びは、赤ちゃんの社会的な反応を促し、安心感を与える効果があります。
・くすぐり
赤ちゃんの脇やお腹を軽くくすぐると、嬉しそうに笑います。くすぐり遊びは赤ちゃんの感覚反応を刺激し、笑いを通じて親子のコミュニケーションを深めることができますよ。
・うつぶせ遊び
うつぶせ遊びをする時は必ず大人が側について遊んであげましょう。
うつぶせ遊びをする時は、必ず大人が見守りながら行いましょう。
短時間から始め、赤ちゃんが疲れたらすぐに休ませるようにしましょう。この遊びは首や肩の筋肉を鍛え、将来の寝返りやハイハイの準備にもなります。
3ヶ月の赤ちゃんにぴったりのおもちゃ
・オーボール
オーボールは柔らかい素材で作られているため、赤ちゃんの小さな手でも簡単に掴むことができます。
また、転がすと音が出るので、赤ちゃんの視覚と聴覚を同時に刺激することができ、感覚の発達に良い影響を与えます。
最初に買うおもちゃを迷ったらオーボールがおすすめですよ♪
・ガラガラおもちゃ
ガラガラおもちゃを使って、赤ちゃんの目の前でゆっくりと動かすと、目で追うようになります。
この動きは、赤ちゃんの視覚追跡能力を鍛えるのに役立ちます。
・モビールやメリーなどの吊り下げおもちゃ
今まで見ているだけだったのが、3ヶ月ごろになると
おもちゃに手を伸ばそうとします。
赤ちゃんが手を伸ばした時に届くくらいの高さが良いです。
3ヶ月の赤ちゃんをお世話する上で気を付けること3選
1.縦抱きの際の注意
3ヶ月頃になると首が少しずつ座ってきますが、まだ安定していない場合もあります。縦抱きをするときは、赤ちゃんの首をしっかりと支えてあげましょう。
2.誤飲の防止
この時期の赤ちゃんは手やおもちゃを口に入れて遊ぶようになります。そのため、赤ちゃんが寝ている場所の周りには、おもちゃ以外の小さなものや危険な物を置かないようにしましょう。何でも握って口に入れてしまうため、誤飲のリスクを避けるための工夫が必要です。
3.安全な遊び環境の確保
赤ちゃんが自由に手を伸ばせるようになるため、周りの環境を整えておくことが大切です。赤ちゃんの手の届く範囲には、柔らかくて安全なおもちゃを配置し、尖ったものや小さな部品があるものは避けましょう。
3ヶ月の赤ちゃんのお世話で大変だったこと(経験者からのお話)
ここからは私や、知り合いの経験談をお伝えします。
※経験談のため、個人差があります!
爪で引っ掻くことが多い
3ヶ月頃の赤ちゃんは、モロー反射などで自分の顔や胸、お腹あたりを引っ掻いてしまうことがよくあります。爪を切ろうとしても、動きが激しくてなかなか上手く切れないことも…。特に夜中に引っ掻いてしまった時は、親としても心配になってしまいますよね。
対策したこと:
こまめに爪を切る: 赤ちゃんの爪は成長が早いので、短い間隔でこまめに切るようにしています。
ミトンをつける: 赤ちゃんの手にミトンをつけることで、引っ掻きを防止しました。
寝ぐずりがピークだった
この時期、赤ちゃんが眠くなると大声で泣くことが増えてきます。寝ぐずりの対応で、夜中の抱っこが続くのは本当に大変です…。眠くてもなかなか寝付けない赤ちゃんを抱っこし続けると、親も疲れてしまいますね。
対策したこと:
寝やすい体制を探す: 赤ちゃんが落ち着ける抱っこの姿勢を見つけて、その姿勢で寝かせるようにしました。
縦抱きで安心感を与える: 首が座ってきたら縦抱きを試すことで、赤ちゃんも安心して寝てくれるようになりました。
抱っこひもを活用: 長時間の抱っこは大変なので、抱っこひもを使って負担を減らしました。
3ヵ月の赤ちゃんの成長で嬉しかったこと
機嫌の良い時間が増えた: 短い時間でも、赤ちゃんが笑ったり落ち着いたりする時間が増えてきました。そのおかげで、少し家事をする時間もできるようになりました。
夜の睡眠が長くなった: 夜に3時間しか寝なかった赤ちゃんが、4時間、5時間と少しずつ長く眠れるようになりました。これで、私も少しは長く寝られるようになり、心も体も少し楽になりました。
まとめ
3ヶ月ごろになると、赤ちゃんは少しずつまとまった睡眠をとれるようになり、一人遊びも楽しめるようになってきます。そのため、ママやパパも育児に少し余裕が生まれ、楽に感じられることが増えてくるでしょう。
また、赤ちゃんが泣くだけでなく、笑ったり反応を返してくれるようになると、親としてはとても嬉しい気持ちになりますね。赤ちゃんの笑顔には、育児の疲れも忘れさせてくれる癒しの力があります♪
以上が、3ヶ月目の赤ちゃんの成長に関するポイントでした。ぜひ参考にして、楽しい育児の時間を過ごしてくださいね!