発達

生後2ヶ月の赤ちゃんの成長と発達

生まれてから2ヶ月が経ち、赤ちゃんも少しずつ変化を見せ始める時期です。この時期は、首を少し持ち上げたり、目で物を追ったりと、赤ちゃんの成長を感じる瞬間が増えてきます。

そんな2ヶ月の赤ちゃんの成長の特徴や、育児で気をつけたいポイントを知ることは、ママやパパにとっても安心につながりますよね。

この記事では、2ヶ月の赤ちゃんの成長や発達の特徴を詳しく解説し、お世話をする上で注意したいポイントや、赤ちゃんが喜ぶおすすめのおもちゃについてもご紹介します。赤ちゃんとの毎日がもっと楽しくなるヒントを見つけていきましょう!

2ヶ月の赤ちゃんの成長と発達の特徴

体の発達

2ヶ月の赤ちゃんには、少しずつ目に見える成長が現れてきます。この時期の赤ちゃんの成長には、次のような特徴があります。

  • ハンドリーガードが始まる: 生後2ヶ月頃から、赤ちゃんは自分の手を見つめるようになります。これは「ハンドリーガード」と呼ばれ、自分の手を初めて認識し始めた証拠です。

このように自分の手をあげてじっと見る姿があるのが特徴です。

かりん
かりん

最初は「なんだろうこの手は?」という感じになるみたい。

喃語(なんご)を話し始める: 「あー」「うー」などの喃語を話すようになり、まるで独り言のように声を出したり、大人の顔を見ながら話すようになります。この頃の喃語は、赤ちゃんがコミュニケーションの基礎を学んでいるサインです。

  • 2ヶ月の赤ちゃんの平均体重と身長
  女の子 男の子
身長 52cm〜60cm 53cm〜61cm
体重 3.9kg〜6.1kg 4kg〜6.7kg

 

理解力や判断力の成長は??

  • 焦点が合うようになる: 生後2ヶ月頃から、赤ちゃんの視力が発達し、大人の顔をじっと見るようになります。これは、赤ちゃんが周囲の世界を認識し始めた証拠です。
  • 人の声に反応する: 赤ちゃんは大人の声に振り向くようになり、声を認識し始めます。おもちゃを見せたり、声をかけたりすることで、赤ちゃんの興味を引くことができます。
  • 笑顔の発達: 大人にあやされると、微笑むようになります。この時期の笑いは、まだ微笑む程度ですが、「嬉しい」「楽しい」といった感情が芽生えてきた証です。
かりん
かりん

このころから、

嬉しい・楽しいなどの感情が芽生えてきます。

なので、あやすと笑うようになるんです!

  • 反射的におもちゃを握る: 手元にあるおもちゃなどを反射的に握るようになります。これも赤ちゃんの手の動きや筋肉が発達しているサインです。

ミルク、母乳の量と回数

1日のミルクの時間と回数と量

  ミルク 母乳
一回の授乳量 150~170ml ※それぞれ
時間の間隔 3時間おき 1時間~3時間おき
1日の回数  6~7回 7~8回

※母乳に関しては、ママの母乳の出る量や、赤ちゃんが吸う時間によってなので量はさまざまです。

まだ夜中に母乳やミルクを欲しがることもありますが、徐々に回数が1〜2回程度に減ってくることが多いです。

一日の睡眠時間

昼間の睡眠: 数回に分けて短い昼寝をとり、合計5〜7時間ほど。
夜の睡眠: 一度に4〜6時間ほどまとめて眠ることが増え、夜中に1〜2回ほど起きることもあります。
1日の合計睡眠時間: 14〜15時間程度。

2ヶ月の赤ちゃんの睡眠には個人差があり、夜に長く眠る赤ちゃんもいれば、頻繁に起きる赤ちゃんもいます。赤ちゃんの気質や環境、育児スタイルによって睡眠パターンは異なるため、それぞれのリズムに合わせて柔軟に対応することが大切です。

睡眠は脳と体の発達にとても重要な役割を持っているので、赤ちゃんのペースを尊重しながらお世話をしましょう。

2ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びとおもちゃ

2ヶ月の赤ちゃんは、大人の声や顔に興味を持ち始める時期です。
赤ちゃんと積極的に触れ合いながら楽しめる遊びをいくつかご紹介します。

おすすめの触れ合い遊び

名前をたくさん呼んであげる: 赤ちゃんは大人の声に反応して振り向くようになるので、たくさん名前を呼んであげましょう。赤ちゃんの近くで優しく話しかけたり、顔を近づけたりすると嬉しそうに反応します。

唇をぶるぶるさせる遊び: 大人が「んば!」と唇を開けたり閉じたりする様子を見せると、赤ちゃんはその動きに反応してニコッと笑うことが増えます。唇をぶるぶるさせる音も楽しませるポイントです♪

鏡遊び: 人の顔を認識し始めるので、鏡にも興味を持ち始めます。赤ちゃんを抱っこしながら鏡に映してあげたり、鏡を使って「いないいないばあ」をするととても喜びます!

手や足に触れてみる: 赤ちゃんの両手を持って軽く横に振ってみたり、足の裏を優しくくすぐると、嬉しそうに笑います。触覚を刺激することで、赤ちゃんの感覚の発達をサポートします。

おすすめのおもちゃ

この時期の赤ちゃんには、握りやすいおもちゃや視覚を刺激するおもちゃが特におすすめです。

オーボール: 軽くて柔らかい素材で作られているオーボールは、赤ちゃんが簡単に握ることができます。最初は手のひらに乗せて握らせてみましょう。繰り返し遊ぶことで、段々とおもちゃを持ち上げるようになります。まだ握力が弱いので、すぐに落としてしまうこともありますが、これも練習の一環です。

ガラガラおもちゃ: 泣いている時にガラガラを鳴らすと、音に興味を引かれて泣き止むことがあります。赤ちゃんの近くで優しく音を鳴らして、視覚と聴覚を同時に刺激してあげましょう。

モビール: 2ヶ月になると、赤ちゃんは目で物を追いかけるようになります。ベビーベッドの上にモビールを吊り下げると、じっと見たり、動くものを目で追うようになります。視覚の発達を促す効果がありますよ。

生後2ヶ月の赤ちゃんには、たくさんおもちゃを用意しなくても大丈夫。
シンプルなおもちゃで遊びながら、たくさんの触れ合いを通して成長をサポートしていきましょう。

2ヶ月の赤ちゃんをお世話する上で気を付けること

2ヶ月になると、赤ちゃんのモロー反射が活発になり、手足をバタバタと動かすことが増えます。その分、赤ちゃんが寝かせた場所から少しずつ移動してしまうことも。気づいたら赤ちゃんがベッドの端に寄っていた、なんてこともあるかもしれません。

囲いのないベットで寝かせていたら

いつの間にか、横を向いていてヒヤっとしました。

赤ちゃんの力もついてきているので、安全な場所でお世話をすることが大切です。

ベビーベッド囲いのあるスペースで寝かせると、赤ちゃんが落ちる心配が少なくて安心です。

2ヶ月の赤ちゃんのお世話で大変だったこと(経験者からのお話)

ここからは私や、知り合いの経験談をお伝えします。
※経験談のため、個人差があります!

夕方に謎の泣きがある

夕方になると、赤ちゃんは日中起きていた分の疲れがどっと出て、眠くなったり不機嫌になることがあります。おっぱいをあげても、オムツを替えても泣き止まない場合もあります。

対策したこと

抱っこして寝かせる: 赤ちゃんを抱っこして、20〜30分ほど軽く寝かせることで落ち着くことが多いです。夜の睡眠に影響しないよう、短めの昼寝がおすすめです。
ガラガラおもちゃを使う: おもちゃのガラガラを聞かせると、音に興味を持って泣き止むこともあります。
おしゃぶりを使う: おしゃぶりをさせると、赤ちゃんが安心して落ち着くことが多いです。

何をしても泣き止まないことがあると、親としてはとてもつらいですよね。上記の対策を参考に、赤ちゃんに合った方法を見つけてくださいね。

2ヵ月の赤ちゃんの成長で嬉しかったこと

笑い返してくれるようになった:今まで真顔が多かった赤ちゃんが、あやすと笑ってくれるようになるのは、親としてとても嬉しい瞬間です。まだ「微笑み」のような小さな笑顔ですが、それでも赤ちゃんの表情が豊かになってくると、コミュニケーションが増えたように感じて喜びもひとしおです。

体験談: 「赤ちゃんが私の顔を見てニコッと笑ってくれるようになったとき、思わず嬉しくなってしまいました!」

外出できる場所が増えた:2ヶ月になると、赤ちゃんも少しずつ外の世界に慣れてきて、外出できる場所が増えてくることも多いです。近所の散歩だけでなく、少し遠くの公園やショッピングモールなど、いろいろな場所に行けるようになると、親子での外出が楽しくなります。

  • 嬉しい声: 「初めて赤ちゃんと一緒にちょっと遠くの公園まで出かけられた時のことは、今でもよく覚えています!」

まとめ

2ヶ月の赤ちゃんは、まだ睡眠や授乳の間隔が短くて大変なことも多いですが、少しずつ笑顔や感情を見せてくれるようになると、ママやパパも本当に嬉しい気持ちになりますね。

これからもたくさんあやして、愛情をたっぷり注いであげてくださいね。